畳と日本文化
子供の頃、寝転んでテレビを見ていて、親から注意されたことのある人も多いのではないでしょうか。
日本人が古くから親しんできた畳には、畳には様々な効果があります!
- 空気中の湿気を吸収・放出して湿度を調整する調湿効果
- 夏は暑さを遮断し、冬は外の冷たい外気を遮る断熱効果
- つい寝転んでしまいたくなる、何とも言えない癒し効果などなど
畳が一般家庭に普及したのは江戸時代
畳は、奈良時代においては「権威を象徴」するものとされ、主に貴族階級だけのものでした。
それが、江戸時代にはいってから一般家庭にも普及しはじめます。その後、住宅の床材として人々に重宝され親しまれてきました。畳が日本の四季の変化や、気候風土にとても適していたからでしょう。
住宅の洋風化と畳の可能性
近年は、どの住宅でも洋室の割合が増え、畳の需要は減少傾向にある一方で、畳の持つ効果やメリットなども見直されてきています。
世界から日本の食事や文化が注目を集めているように、畳の持つ可能性もまた、これからさらに広がっていくのではないでしょうか。